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ベ「はいどーもー、ベースでーす」
ボ「ボールでーす」
ベ「ベアーでーす」
全「４人そろって、ベース・ボール・ベアーでーす！」
ボ「いやー、ぼくらも新年がんばっていかなあかんなーゆうてねえ」
ベ「はいはい」
ボ「やっぱり今年もね」
ベ「はいはい」
ボ「新しい曲をね」
ベ「そうそう」
ボ「どんどん出していかなあかんなーゆうてねえ」
ベ「あかんなーて」
ボ「・・・まあ、ゆうとるんですけども・・・」
ベ「はいはい」
ボ「・・・」
ベ「うん、そんでそんで？」
ボ「・・・・・・・・・」
ベ「・・・なに？なにとつぜん黙ってんの？」
ボ「・・・おまえ、だれ？」
ベ「えっ、誰て！ずーっとしゃべってましたやん！」
ボ「ベース？それともベアー？」
ベ「いや、ベアーですけども・・・」
ボ「なんやねんギターとドラムの地味な二人組かいな。ワシ相手ベースや思て機嫌ようしゃべってたがな」
ベ「・・・いや、たしかにベースやないですけども、・・・これえらい言われようやなー」
ボ「・・・きみらちょっと黙っててくれへんか？」
ベ「えっ？」
ボ「いや、君ら黙れぇゆうとんねん。だいいちワシらの売りはベースのかわいらしい見てくれと、あとワシが鹿賀丈史に似てるトコやさかいにな」
ベ「いや、それはそうやけども・・・」
ボ「君らあれやで？事務所からも『前出るな』言われてんねんで？」
ベ「えっ？マジで？」
ボ「アタシマエやがな。せやからあれやろ？ライブのときでも君らの前にマイクスタンドすらあれへんがな」
ベ「た、たしかに・・・！」
ボ「コーラスすらしていらんねや！」
ベ「えー、マジでー？」
ボ「せやから君らは黙って立っとけ！アホか！空気読め！」
ベ「・・・はい・・・」
ボ「・・・も、もうちょい後ろ・・・そうそうそのへん。そんへんにおとなしゅうしとき。・・・・・・はいっ、とゆうわけでベース・ボール・ベアーなんですけども、まあ新年ゆうわけでですね、ベースくんもね、いろいろ抱負もあるんやないかと思いますけども、今日はいい機会やからね、まあベースくん、抱負をどーんとゆうたってくれへんか？」
ベ「・・・」
ボ「・・・まあ新年の抱負をね、一発どーんと・・・」
ベ「・・・」
ボ「どーんとね」
ベ「・・・」
ボ「・・・ベ、ベースくん？」
ベ「・・・」
ボ「いやいやいやベースくん、せっかくやからなんかしゃべりぃな」
ベ「・・・・・・・・・うるさい・・・」
ボ「うわー、かわいい顔してんのに、いざしゃべったら必要以上に低音でドスきいてるー（棒読み）　・・・はいっ！」
ベ「エレ！」
ベ「クトリック！」
ボ「サマー！」
全「ベース・ボール・ベアーでしたドモアリガト！」

♪祭りのあとは　祭りのあとは　祭りのあとは　祭りのあとは・・・