65年前の今日、長きに渡った太平洋戦争の口火を切る事件が起こり、そして26年前の今日、ニューヨークの路上でひとりの夢想家が凶弾に倒れました。そう思うと、一年のうち今日12月8日ほど愛と平和について考えるにふさわしい日はないように思えます。ですので、今日は特別に、モニターの前のよいこちゃんたちに愛と平和についてのお話をしようとおもいます。ただし、今の火災にとっての愛とはゼルダ、平和とはゼルダ、なにがなくともゼルダですので、その点ご容赦ご配慮いただければと思います。それでは。


むかしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんとリンクが住んでいました。おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に、リンクは回転切りにでかけました。おばあさんが川で洗濯をしていると、川上の方から大きな腿がどんぶらこ、どんぶらこ、と流れてきました。おばあさんは「あら、またリンクったら、回転切りの勢いあまって他人様を傷つけてしまったのかしら?」と思いました。その夜、おじいさんは芝刈りからくたくたになって家に戻ってきました。部屋の中ではリンクが寝ころんで「エンタの神様」なんかを馬鹿面下げて見ています。おじいさんは心の中で「おまえの回転切り使こたら、もうちょい楽に芝刈れるんちゃうんかい。なんでひとこと『手伝う』言わへんねん」と思いました。その頃おばあさんはというと、駅前のスナック「あけみ」で40歳サバをよんでバイト中でした。どっとはらい