2006-11-09 4年前 西日暮里の寂れたバー。客は自分独り。カウンター越しにオカマのケンちゃん。 「ねえ、ママ。俺の将来占ってくれよ」 「いいわよ。ちょっと待って。・・・あんた、将来たぶん文章を書くことになるわよ」 「(笑)今まで小学校の時の読書感想文すらまともに書けなかった俺だぜ?ママのタロットではそう出ているのかい?」 「・・・待って!また別の暗示が出たわ・・・!・・・これ・・・あんたのペンネーム?・・・な、なにか熱い・・・!」 「(笑)なんだよ、『熱い』ペンネームって?」 そして今ここにいる。