ファンクの神曰く、「娘さんよく聞けよ。山男ならまだしもブロガーには惚れるなよ。かならずネタにされるから」。
 ということも含めての話なのですが、なにが困るって靴底が滑るのがいっとう困る。だいたい1年の7分の5は革靴を履いているわけですが、その靴底が滑りまくるので困ってい






 今書いてて思ったのですけど、「革靴」という文字がなんかかあいくない。つか、画数多すぎて見てたら酔う。ので、今後は革靴のことは「クッピー」と書き記すこととする。






 で、「クッピー底が滑る」っつー話。たとえばカリファの「ゴールデン泡」が10ツルリンとすれば、履いてるクッピーの底は25ツルリン。これだけでもかなりの数字叩き出しちゃってます。でもこれが雨なんか降ったときにはもう、なんと驚きの42ツルリン。こうなるともう人智の及ぶ範囲ではありません。ちなみにレイザーラモンRGは120ツルリン。なぜなら彼はもう殿堂入りですから。
 こないだの話ですが、雨降ってたとき、渋谷マークシティの長いエスカレーターを降りたトコでマジ転びした。けっこういい年なのに。擬音でいえば「すって〜ん!」だった。すっごいいい年なのに。んでそのあとなにごともなかった顔で立ち上がり、そんでオフィスのビル入ったら、エレベーターホールでまたもやすってんころりん。スローモーションで転んでいく中、心の中では「はい、すってんころりん2回頂きましたー!」「喜んでー!」。自分の中でミニコント始まってもうたがな。
 都心で大雪が降ったとき、ニュース映像でかならず流されるのが「足元が慣れないためにそろそろと歩くものの、案の定ぼてくり転ぶオヤジ」ですけども、雨が降るたびおんなしグワイなる。ですから雨降る渋谷の街で、へっぴり腰になってのろのろ歩いている中年男を見かけたら、「あ、あのシト準け・・・なんとかの中のシトだ・・・」と思ってくださってもけっこうです。その物珍しさに石を投げていただいてもけっこうです。ホームレスを殺す少年の気分で。でもそのかわし、もし石飛んできたら、全速力であなたを追いかけますからね。ま、言うまでもなくへっぴり腰のままで。
 

 でも、わりと動き早いっすよ?