要求


 「誰かオモロいシトいない?」「クラスでいちばんオモロな娘だれ?」などの所属事務所の地道な地方リサーチから発掘されたすえ、まるで瀬戸朝香バリに準決勝を始めてすでに5年、そろそろ今後の展開を考えていかねばならぬような気がしている。今までの活動内容を鑑みるに、雑誌グラビア・写真集・DVD・福家書店書泉ブックマートでのトーク及び握手会と順当に階段を登って来たような気もするが、いまのトコ結局CSの水着女大集合番組その他大勢通行人A役どまりである。結果スタッフからの萌えポーズ及び「語尾に『にゃん」つけてみて』要求に応える毎日である。なにが「猫っぽく」だ。なにが「女豹のように」だ。もっと人間扱いして欲しい。少なくとも猫は語尾に「にゃん」なんてつけない。猫耳カチューシャのつけすぎで耳の後ろが擦れて痛いのであるが、これは労災認定されるのか?あと、メイド服は意外に生地が厚くて、重くて肩が凝る。これも重ねて労災認定して欲しいものである。