まだこどもたちが食べてる・DE・SHOWが!


 若者たちの「ら」抜き言葉が非難されるようになってずいぶん経つわけだが、ここはひとつ、逆に「り」入れ言葉を提唱していきたい。これは読んで字のごとく、文字と文字のの間に隙あらば「り」をはさんだりくわえたりあまつさえ食後のフルーツにドリアンを出してみるなどのあらゆる冒険を行っていく運動である。ただ、この運動には致命的な欠点があることを発見した。

  • 「あふれる才能」→「ありふれる才能」
  • 「あ・・あふれちゃう・・・!」→「あ・・・ありふれちゃう・・・!」


 今のトコ、「あふれる」にしかはさめないという至極残念な結果に終わっているのである。ここは、あらゆる文字と文字との間に「り」をはさんで新たな単語を展開させていく志を同じくする、どこかに埋もれている若き才能の登場を待ちたい。