起承転

 「まだ年端もいかぬタブラ・ラサ状態のものを偏愛し、よってたかって手を加え、自分好みのものを作り上げる」そういった意味ではウィキペディアペドフィリアはその語感以上に類似していると言わざるをえない。
 たとえば一部のペドフィリアが偏愛のあまり強硬手段に訴えてしまう事実、そしてウィキペディアに「何某の身長は156㎝」などと書き込み、あたかも「知の集合体」を蹂躙するかのような一部の者の行動。この点についても両者の類似性を見て取れる。
 またその一方、ウィキペディアペドフィリアには大きく異なる点があることも看過してはならない。その「大きく異なる点」とは、「字数の違い」である!
 まず、ウィキペディアは5文字、ペドフィリアは5文字である。前者の5文字をカバラ数式にあてはめると、その解は「貞淑」「自然」「幸福」となるのに対し、後者の解をフリーメイソン式計算術で導き出すと、「肉欲」「サミュエル・L・ジャクソン」「破廉恥大名ご出陣の巻」となるのである!
 つまり、ここからもわかるように、ウィキペディアペドフィリアは力を合わせて最後の敵を倒した。二人の活躍により地球の平和は守られたのだ!ありがとうウィキペディア!ありがとうペドフィリア!僕たちは二人の活躍を決して忘れない!


〜完〜