Q:たとえば今日のような雨の日、シャクレたちは傘も差さずに外を歩き回っています。なぜでしょう?なぜかしら?


A:なぜならシャクレたちはそのシャクレに雨水を貯めて農業用水、通称シャクレ水としているに他ならないからです。ちなみに農林水産省発行の「シャクレ水白書」2005年度版によりますと、国内の農業の80%、林業の45%、そしてカルアミルクの20%は、このシャクレ水に頼っていると報告されています。つまり米作を中心とした我が国の農業は、シャクレ水の存在抜きには語れないと言っても良いでしょう。ですから、これからはみなさんもご飯を食べるときは、お米粒の最後のひとつまできちんと食べ、そしてシャクレたちの地道な活動に対する感謝の念を忘れないようにしてくださいね。