「スローダンス」を見たお!その2


 80年の芸歴を誇る関東演芸界の重鎮「横山スロー・ダンス」のおふたりの芸を堪能してきました@吉祥寺演芸場。あたたかい拍手で場内が包まれる中おふたりは杖もつかずに登場。ダンス師匠の「『胃がん』じゃなくて「やかん」だよこのシトときたら」という、スロー師匠の胃がん発覚騒動をネタにしたダンス師匠のハゲ頭いじり(長年のファンにはおなじみですよね!)から舞台の幕が上がりました。ここから畳み掛けるような新ネタのオンパレードで、スロー師匠の柔らかいながらも随所に鋭さを見せるボケ、そしてダンス師匠のキレのあるツッコミが舞台上で繰り広げられ、ファンには満足の1時間でした。途中のビンゴ大会ではさすがに気が抜けたのかおふたりとも杖に頼ったり居眠りしたりオムツを替えたりという場面も何度か見受けられましたが、通して見た感想は、「やっぱりおふたりともまだまだ若い!」ということです。そしてついには「100周年まではやめない」という頼もしい台詞も飛び出し(ついでに入れ歯も飛び出してました!(笑))、ファンを喜ばせました。これからも応援してますので、がんばってください師匠!