火災は今猛烈な孤独を味わっています。
 なぜなら火災の周りにZARDのライブDVDを待望しているひとなどびたいちいないからです。あと「世界でひとつだけの花」はおろかオレンジレンジの曲をカラオケで歌うひともいません。「世界の中心でなんたらかんたら」を買ったひとも「ダ・ヴィンチ・コード」を買ったひともいません。




 でも、素敵なインテレトッテに生きる火災のまわりには、もちろんたくさんの仲間もいます。




 ちょっとマイナーなバンドを応援し、売れると「〜も変わった」といいだすひとたち。
 「オレンジレンジ=パクリ」とのまとめサイトを見て、自分で考えもせずに字面だけで鵜呑みにするひとたち。
 「電車男はヤラセ」と一歩引いて見ているつもりのひとたち。そのくせ2ちゃん語を多用するひとたち。「自分だけはねらーとは違う」と思ってるひとたち。






 そしてこうやって検索にひっかかりやすいキーワードを並べてアクセスアップを図るひとたち。






 はてな周辺の話題を書いてはブられようとするひとたち。あるいはまんまとはブっちゃうひとたち。哀しいかな他人のはブにのっかるしかないひとたち。







 批判するひとたち。批判されようとするひとたち。批判を気に留めないようでいて実はいちばん気にしてるひとたち。







 愛するひとたち。愛されるひとたち。愛されたいひとたち。






 そして愛されたくても愛されないひとたち。