長老の昔話


 それは昔々、まだいとうせいこうが「MACK the SEIKOH」となのっていたころの話じゃ。村は未曾有の大飢饉に見舞われており、村人たちはそれを森の奥に済む龍神様の呪いじゃと思うておった。そこで当時の酋長の娘で美人の誉れ高いリラとの結婚を条件に、村の若者シェロが皆を代表して龍神様を退治に行くこととなったのじゃ。シェロは旅支度を調え、翌日の早朝村を旅立ったのじゃ。そして2年の月日がたち、そのあいだ根気よくじっくりと炒めたタマネギがこちらになります。これをカレーやシチューに加えると、あら不思議!高級レストランの味になります!ぜひご家庭でもお試しください!それだけ言い残すとシェロはゆっくりと目を閉じ、その波乱に満ちた一生を終えたのじゃよ。